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環境問題が経済に及ぼす影響とは?

環境問題が経済に及ぼす影響とは?

現在、世界では新型コロナウイルスの感染拡大とともに、環境問題が経済に及ぼす影響が盛んに論じられています。米国のトランプ前大統領が、環境対策によって経済が低迷することを恐れて、パリ議定書からの離脱をしたことは有名です。

では、本当に環境問題に対する政策は経済を低迷させるのでしょうか。この環境問題が経済に与える影響について解説します。

  1. 環境問題は今や世界中でその対策がとられている

環境問題、とくに温室効果ガスによる温暖化問題については、ここ数年ほどの間に世界中で対策が積極的におこなわれています。

干ばつによる山火事、猛暑日の急増加、集中豪雨の増加、台風(ハリケーン)の上陸増加など、私たちの実生活に対する温暖化の影響が色濃く出てきたことによって、温暖化対策は世界中で積極化しているのです。

  • 環境問題は経済によって生まれ、経済に跳ね返ってくる

もともと、環境問題の主役である温暖化問題は、人類の経済優先の姿勢によってもたらされてきました。

文明を支える化学工業の拡大、森林伐採、自動車社会による排気ガスの急増加、人口増に伴う火力発電所などの排気ガスの増加などが大気中の温室効果ガス濃度を上昇させたといえるのです。

その原因になる化石燃料を中心とした産業が世界の経済成長を支え、戦争までも引き起こしてきました。

トランプ前大統領などは、エネルギー産業が米国の産業を支えていることから、環境問題よりも経済政策を優先させようとしていたのです。

しかし、これらのエネルギー産業は、すでに多くの汚染問題を発生させており、シェールガスの掘削などは地殻変動や新たなウイルスの出現などももたらしかねません。

それらが、このまま進んでしまえば、地球は温暖化が進み、異常気象だけでなく、多くの環境汚染を引き起こして、結果的には人類を支えることができなくなり、存続にまで影響する可能性があるのです。

  • 環境問題を意識して経済への影響を最小限に抑えよう

では、温室効果ガス対策は本当に経済を縮小させてしまうのでしょうか。

これまでの私たちの経済成長を支えてきたのは、確かにエネルギー産業や化学産業でした。しかし、今や人類の経済成長を支えているのはこれらの産業ではなく、IT産業、宇宙産業、医療機器などの産業が中心になっており、エネルギー源を変えることによって温暖化対策をとっても経済の成長は可能なのです。

また、日本の温暖化対策を大きくさせた菅前首相が言っていたように、省エネの技術革新によって新たな産業が生まれ、それが経済成長を支えることもあり得ます。

クリーンな環境を作ることによって、私たちの生活は明るい光を取り戻すことができるといえるのです。

  • 環境問題が経済に及ぼす影響のまとめ

環境問題は、一部の古い産業が影響を与えていることは事実ですが、環境対策による技術革新が起これば、新たな産業も生まれてくるため、プラス要素の影響も大きいと言えます。 そのため、環境対策によって経済成長が大きく落ち込むのではなく、逆にクリーンな産業が増え、私たちの生活をより豊かにしてくれるといえるのです。